東京の繁華街で深夜、酔っぱらった経験のある男性なら一度は、
「マッサージどう?」
と、妖艶な中国人熟女にカタコトの日本語で声をかけられた経験があるだろう。

先日、歌舞伎町で声をかけた男性にだまして睡眠薬を飲ませ、近くのビルに連れ込んだ後、現金3300円を奪った中国人女性2人が逮捕された。

実は、私はこの2人をよく知っている。2人とも40代で福建省出身。五反田や新橋、銀座など都心の繁華街を転々としながら、歌舞伎町では西武新宿駅前を根城にしていた。

私の知る限り、こういった中国人女性は都内に30人はいる。彼女たちの手口はこうだ。深夜、酔っぱらった男性に「マッサージ1000円」と声をかけ、近くのマンションの狭い一室に連れ込む。「複数プレイ」を期待する男性に酒を飲ませながら「おさわりは5000円」と値を上げるが、最後までには至らない。途中で酒に混ぜた睡眠薬を飲んだ男性が眠ってしまうからだ。

彼女たちはその間に財布から現金を抜く。ひどい場合はキャッシュカードを奪って暗証番号を割り出し、ATMからカネを引き出す。被害金額が少額なことが多いため、ほとんどの男性がバレて妻に怒られるのを恐れて泣き寝入りしてしまう。だから、日本の警察は手を出しにくい。

彼女たちはほとんどが福建省出身者で、団結力が強い。中には何度捕まっても日本に戻ってきて、昏睡強盗を続ける猛女もいる。彼女たちに対抗するためにも、日本人男性はわが「歌舞伎町大学」でもっと学んで「夜の知識」に磨きをかけるべきだろう。


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