競馬新理論 井崎脩五郎
コス“モ”スが鍵握る



「秋の花と聞いて、真っ先に思い出す花はなんですか?」
いつだったか、そういうアンケートが行われて、ぶっちぎりの1位が「コスモス」だった。
これはおそらく、コスモスが漢字で秋桜と書くことと大きな関係があるのではないかと思う。

そこで、秋の華(はな)と書く秋華賞に、平成21年、ミクロコスモスが出てきたときは、この馬か同枠馬が激走馬に違いないと、新理論で考えた。

ところが、ミクロコスモスは5着。
同枠のブエナビスタ(1番人気)が、2番手でゴールインしたものの、進路妨害をしたために3着に降着になる最悪の結果。
秋華賞とコスモスは何のつながりもないのか。

……そう思っていたら、平成24年、コスモスの"コ"の字を持つアロマティコが3着、同枠ヴィルシーナが2着という、何かが動き始めた感じの結果が出た。

つづく平成25年は、コスモスの"ス"の字を持つスマートレイアーが2着。
今年はどう考えても、流れから見て、コスモスの"モ"の字が秋華賞のカギを握っているに違いない。

要注はショウナンパンドラ。
この馬は、オーナーが国本哲秀氏で、名字のクニモトに"モ"の字。そして管理するのが高野友和調教師で、名前のトモカズに、これまた"モ"の字が入っている。

ステイゴールドの近親で軽視禁物。

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