いくつになっても恋するべき

食事は、(6)「よく噛んで食べること」が大事だ。
早食いの人ほど大食いになりがち。
ゆっくりと時間をかけて食べると、少量でも満腹感を得られる。

「長年の忙しい会社勤めの習慣で、早食いの人も多い。年を取ると消化する力も落ちますから、よくかむことを心がけましょう」

入浴にも気をつけるべきポイントがある。
風呂は熱めじゃないと入った気がしないという人は、ご注意。
熱い風呂は血圧と心拍数を急上昇させて心臓に負担をかけるからだ。
野呂田氏は(7)「ぬるめの湯にゆっくりとつかること」 を薦める。

「ぬるめの風呂に長くつかるとリラックス効果が高い。本を持ち込んでもいいし、一日の出来事を思い返してみてもいい。心と体を休める場にしましょう」

便通も大事なポイントだ。
(8)「快便」 かどうかが健康のバロメーターになる。
「規則正しい生活をして、よく体を動かしていると、腸内環境も整って毎日、快便になりますよ」

精神的な若々しさも大事だ。
「自分の洋服に対する興味」「異性に対する興味」を「もう年だから」と失うのはよくない。

身だしなみを整え、明るめの色の服を着て、女性と積極的に交流すると、若くいられる。

野呂田氏は、デイサービスの現場で、こんな光景を目撃した。
「書道が得意な80代の男性がデイサービス利用者に書道を教えていて、その方がちょう蝶ネクタイをしたりしてお洒落なんです。すると、教わる女性たちもお化粧をしたり、きれいな洋服を着るようになっていったんです。私は、いくつになっても恋はするべきだと思いますね」

以上、10のチェックポイントをもう一度見直して、生活習慣を改善し、将来、寝たきりにならないようにしましょう!

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