日本人が生野菜を食べるようになり、料理としてのサラダが一般化したのは戦後になってからですが、今では人々の生活にしっかりと定着しています。

多くの種類がある中で、今回取り上げるのはシーザーサラダ。
レタスをドレッシングであえ、パルメザンチーズとクルトンをトッピングするのが基本形です。
このサラダの名前について、ローマの英雄シーザーが好んだことに由来するという説がありますが、これはウソ。
シーザーサラダができたのは1924年のメキシコです。

当時のアメリカは禁酒法時代。週末には大勢のアメリカ人がメキシコに来て酒を飲んでいました。
ある日、1軒のレストランに大量の客が押しかけ、食材が底をついてしまいました。
困った店主は、ありあわせの材料を使ってサラダを提供。
それがアメリカ人たちの間でうまいと評判になり、各地に広がったというのが真相のようです。

では、シーザーサラダのシーザーとは、何からの命名?

(1)店主の名前
(2)最初に食べた客の名前
(3)メキシコの地名


答え :(1)

出題:浜川卓也

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