なにかとお騒がせな中国でまたもや珍事件が発生した。四川省広元市に暮らす85歳のZhangさんが、落とした入れ歯を拾うべく便器に手を突っ込んだところ、抜けなくなってしまったのだ。

入れ歯を便器に落としたという話は日本でもよく聞く。日本では取れなくなったら修理業者に頼むのが一般的だが、中国のおばあちゃんは違う。自ら手を便器の穴に突っ込み1時間以上もまさぐり続けていたというから驚く。しかしその気合も虚しく手は腫れあがり、抜こうにも抜けなくなってしまった。約1時間後に帰宅した義理の娘が、身動きの取れなくなっていたおばあちゃんを発見し、救急隊に通報。駆け付けた隊員が石鹸水でおばあちゃんの手をヌルヌルにし、なんとか引きぬくことに成功した。発生から約4時間、おばあちゃんはようやく自由を手にしたのだ。ただ、入れ歯をちゃんと取り戻せたかどうかは定かではない。

珍事件と言えば、こちらもチン事件。中国湖南省常徳市の武陵消防署に「男性器にはめた指輪が抜けなくなったので助けて欲しい」と男性が自ら通報。救急隊員が駆けつけてみると、2つの指輪がはまった男性器が長時間の圧迫で充血しており、まったく抜けない状態だったという。その後、男性は病院へ運ばれ、1時間かけて無事に指輪は外された。
男性は性器に指輪をはめたことについて、「帰郷途中に盗まれるのを恐れたから」と説明した。なんとも切ない話だが「指輪が嵌る程細いのか」と別の意味でもネット上で話題になった。さすがは広い中国、いろいろな人がいるものだ。

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