美和 先日「政界のドン」と呼ばれていた、金丸信 元自民党副総裁のご家族の方とお食事をする機会がありました。そのご家族の方が、金丸先生の代理で3回ほど宗男先生の選挙に行ったというお話を懐かしくされていましたよ。

宗男 金丸先生のご長男の康信さんには大変お世話になりました。演説させると親父さんより上手で、とっても助かりました。昭和58年1月9日、中川一郎先生が亡くなり、私がいざ選挙に打って出ようとして“後ろ盾”がいないとき、金丸先生が「生前中川一郎は俺の後継は鈴木宗男と言っていた。俺が後見人だ」と言ってくださり、奇跡の当選につながりました。

美和 で、何度目かに北海道の選挙区にお邪魔した時に、奥様がちょうど貴子さんを妊娠されていらしたそうで「宗男さんは、あんなに忙しく飛び回っているのに、やることはやるんですねぇ。。と、当時もっぱら評判でしたよ!」と、康信さんが宗男先生の精力的なエピソードをおっしゃって言いました(笑)。今回は、そんな宗男先生に藁(ワラ)をもつかむ思いの男性からの切実な?ご相談です。

宗男 んんっ??なんでも任せなさい!

~販売業 40歳 男性の方からのご相談~
宗男先生、こんにちは。夜の生活について相談です。小生妻を愛しているのですが、いざ夫婦の営みをしようとするとどうしてもムスコが勃ちません。何回かそういうことがあり気まずい雰囲気になったり、妻に寂しい思いをさせてしまいます。性欲がないワケではなく、風俗や他の女性では大丈夫なのにこのままでは妻に浮気をされたり、離婚を切り出されそうで心配です。妻のことはもちろん愛しています。ムネオ先生は、こんなときどうされますか?

宗男 私はこういう悩みを抱えたことがいまだかつてないので、どうされますかと言われても・・・。まぁ、これは“意識改革”ですね!風俗や他の女性では大丈夫なのに、奥さんでダメっていうことは、他(ヨソ)でエネルギーを使っているからですよ!!


美和 「他(ヨソ)で大丈夫で、奥さんではダメ」なんてのは、女性の側から言わしてもらうと「本末転倒!」なんて思ってしまいます。でもまぁ百歩譲って、一般的に今の20~30代の男性は「草食系男子」という言葉が有るように、“アチラの方”では弱いと言われていますが・・・。


宗男 何を言ってるんですか!私なんかの若い頃に比べたら、まず今の人たちは栄養がいいんです。弱いなんてとんでもないですよ!!

美和 栄養がいいって(笑)。今は飽食の時代、「栄養が良い」って言葉は最近なかなか聞きませんねぇ。。

宗男 体にいいもの食べて、私たちの若い頃よりもずっと体力があるんですから。これは「贅沢」と言って良い話です!(怒)


美和 他(ヨソ)でしないで“禁欲生活”をすれば、妻に自然と向くということですね?思い出しました!子供の頃、夕食を前に我慢ができずにお菓子を食べてしまうんですね。すると夕食が入らない。みたいな(笑)。


宗男 まったく、飽食の時代。モノや金を優先する時代をあらわす“贅沢病”の一種です!

美和 日本は風俗とかの環境が、言葉は悪いですがある意味充実しているじゃないですか?様々な誘惑に打ち勝つのは大変ですよねぇ??

宗男 わがままですね!(怒)

美和 「今日はパンが食べたい」「明日はパスタが食べたい」なんていう気持ちですかね?(笑)

宗男 (喰い気味に)それでたまに“外食”なんて、とんでもないです!“ごはん”しかないと思え!!妻に猪突猛進しろぉぉぉ!!!

美和 よく日本の男性が言うじゃないですか?「妻の事は好きだけど、もう家族だから“そんなコト”できないよ~」とか・・・。

宗男 「妻しかこの世に女はいないんだ!」という気持ちを持て!「ヌルイこと言うな!」とも付け加えたいですね。


美和 宗男先生がいつも仰っている“基本を大事に”にも通じるメッセージをいただきました。

宗男・美和 一件落着! 困った時は「ムネオ先生に訊け!」


鈴木 宗男(すずき むねお)プロフィール
1948年1月31日生まれ
政治家。北海道出身。拓殖大学政経学部在学中より、故・中川一郎元衆議院議員の秘書を務める。1983年に自由民主党より出馬し、衆議院議員に初当選。防衛政務次官、外務政務次官などを務める。
また1997年には国務大臣として北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官を歴任。2002年に自民党を離党。
2005年には新党大地を結成。代表となり、その年衆議院議員に返り咲く。防衛・外交の論客として鳴らす一方、その人情味溢れ、愛されるキャラクターは、歌手の松山千春をはじめとしてシンパが多数。ムネオの愛称でも知られる。
娘は衆議院議員の鈴木貴子。

本日の新着記事を読む