SMバー・宮沢経産相で再び脚光が!
伝説のヘンタイ「財務官僚」系譜


小渕氏の辞職で急遽、入閣した宮沢洋一経産相。氏の資金管理団体が2010年、広島市内のSMバー「マザン」に、交際費の名目で1万8000円の政治活動費を支出していたことが判明し、ヘンタイ疑惑が噴出。さあ、タイヘン!?

「昔から政治家や官僚といわれるエリートたちにヘンタイが多いのは、周知の事実です。
とはいえ、今回、発覚した宮沢経産相の"SMバー"疑惑が、世界中に発信されたら、日本は"ヘンタイ国家"のレッテルが貼られるのは必至です」
と、憂い顔を隠さないのは前出の本澤氏だ。そんな日本凋落の尖兵を買って出た(!?)宮沢経産相。
東大法学部卒のエリートであり、卒業後は大蔵省に入省。以後、大阪国税局岸和田税務署長、内閣総理大臣首席秘書官を経て1993年に退官。2000年、叔父の宮沢喜一・元首相が比例中国ブロックに回ることになったのを機に、地盤を継ぎ初当選。現在、衆院議員3期目だ。
そんな絵に描いたようなエリートである宮沢氏の原点は大蔵省(現・財務省)。この組織の"ヘンタイぶり"が発覚したのは98年当時。一世を風靡した(!?)あの「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件(別名・大蔵省接待汚職事件)だった。

「鏡張りの床にパンティをはかない女の子がはべり、客は鏡に映るスカートの中身を眺めつつ、しゃぶしゃぶを食べる形態の店です。飲食費として領収書を切り、旧大蔵官僚の接待によく使われていました」(夕刊紙デスク)
事件発覚当時、旧大蔵省の事務次官経験者4人も上得意だったことが判明。世間をアッと驚かせた。
「そんな"伝統"を色濃く受け継ぐ大蔵エリート官僚出身の宮沢氏。SMバー領収書発覚当初、監督する経産省では"さすがは大蔵上がり"の声があがったといいますからね」(記者筋)
本人は「自分は行っていない」と否定してはいるが、いずれにせよ、襟を正してほしいものだ。

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