美和 今回“日刊大衆ならでは?”な、ご相談が届いています。

宗男 ほう、何ですか??

美和 こういうのは「薔薇族?」「サブ?」何と言うのでしょうか・・・。以前、宗男先生が「サウナなんかで、このテの男性が近づいてきたことがあって、ピシャッと跳ね除けた」というお話をされていました。その時、“あの鈴木宗男”に、そっち目的で近づくとは「すごい人が世の中に居るなぁ!」と想像するだけでおかしくなってしまいましたが(笑)。

宗男 私は“そっちの趣味”はないので、そういうのはハッキリ断ります!(苦笑)

美和 でも、読者さんからのお悩みのご相談には、親身になってお答えをお願いしますね。

宗男 ま、まぁ任せなさい・・・。

~会社員 29歳 男性の方からのご相談~
宗男先生、じつは自分は男性が好きなんです。高校生くらいの頃から、好きになるのはいつも男の人ばっかりです。女性といても楽しくはできるのですが友達であって、恋愛対象としては見られません。過去に女性とSEXしたこともありますが、あんまり気分はノリませんでした。ただ、自分の場合は女装に興味があるとか女性になりたいとかではなく純粋に男性が好きというだけです。言葉遣いも普通です。こんな自分は、どうしたらいいのでしょうか? ちなみに宗男先生のこともちょっとタイプです。

宗男 好いていただけるのは、ありがたいです。しかし、再三言いますが、私に“その趣味”はありません!(キッパリと)

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美和 お悩み相談を使って宗男先生にアプローチもしてくるとは、油断ならない相談者の方ですねぇ(笑)。

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記者 宗男先生、意外とキュートですもんね(笑)。

宗男 やはりどんな時代になっても、「男は男」「女は女」なんです。ただ、今は世界を見渡せば、同性結婚も認めている国もありますから、時代の変化も受け入れなくてはなりません。

美和 性同一性障害というものも認められていますし、著名人やハリウッドスターとかでも同性婚とかありますもんね。

宗男 私としては「男と女が一緒になる」という方が、自然な生き方だと思うのですが・・・。

美和 この相談者の方も、苦しんでおられるのではないでしょうかね。

宗男 でももう29歳、結婚してもいい年頃です。今までに良い女性に巡り合っていないのかもしれませんね。だとすると残念でなりません。相談者の方にとってふさわしい女性もこの世には絶対にいると思いますよ。

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美和 やはり「自分を偽って」でも、女性と結婚すべきなのでしょうか?

宗男 いや、「偽って」というか、自然と女性と一緒になるというのがいいですわね。

美和 宗男先生、文字で書くと「わね」は女性語になってしまいますよ!(笑)

宗男 今は、世界のある地域では同性が結婚することもまかり通る。しかし、私の時代では信じられないことです。「暗澹たる思いになる」というのが正直なところです。「男が男らしくなくなった」「女が女らしくなくなった」ところから、こういったケースが増えているんでしょうかねぇ……。「男がより男らしくあれば女はついてくる」「女がより女らしくあれば男は追っかける」私はそんな時代を信じたいですね。

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美和 確かに、今女性に人気のある男性のタイプは“男”をあまり感じさせない「中性的な人」が多いですよね。スケートの羽生結弦選手なんかも、先日の試合前のアクシデントでの流血後の演技は、“男”を感じさせましたが、基本中性的でツルッとしていますし、アイドルグループの嵐なんかもムキムキとした男性とはかけ離れて、どちらかといえば中性的。逆に女性は、宝塚の男役に恋してしまうとか。

宗男 まぁ、宝塚は「職業としての男役」ですからね。歌舞伎の女形なんかでも。

美和 日本の女性で今、宝塚の“追っかけ”は多いですね。現実逃避なのか、はたまた明日への活力というのか・・・。

宗男 でもですね。それらはすべて生活に余裕があるからですよ!明日食べられるものが無かったら、そういう考えにはなりません!!

美和 そう来ましたか(笑)。宗男先生の体験されてきた、裕福ではない極寒の地での生活を考えれば、そうも言ってはいられないかもしれませんね。

宗男 ある意味、現代病でしょうね。昔はあまりなかったですよ。こういう悩みは、ある意味「幸せな時代」ということですよ。だだここは原点に返るべきです!「男は女と一緒になる!」これが自然なんだ!!

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美和 ご相談者の方、宗男先生はやはりどうしても同性愛には賛同できかねるみたいです。視野を広げて、今一度女性にトライしてみて下さい。女性の側からアピールさせていただくと「女もいいもの」ですよ(笑)。

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宗男・美和 一件落着! 困った時は「ムネオ先生に訊け!」


鈴木 宗男(すずき むねお)プロフィール
1948年1月31日生まれ
政治家。北海道出身。拓殖大学政経学部在学中より、故・中川一郎元衆議院議員の秘書を務める。1983年に自由民主党より出馬し、衆議院議員に初当選。防衛政務次官、外務政務次官などを務める。
また1997年には国務大臣として北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官を歴任。2002年に自民党を離党。
2005年には新党大地を結成。代表となり、その年衆議院議員に返り咲く。防衛・外交の論客として鳴らす一方、その人情味溢れ、愛されるキャラクターは、歌手の松山千春をはじめとしてシンパが多数。ムネオの愛称でも知られる。
娘は衆議院議員の鈴木貴子。

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