女子アナ王国フジテレビでトップを極めた女王の凋落。だが、早とちりするなかれ。彼女の復讐がついに始まる。

フジテレビの絶対的エース"カトパン"こと加藤綾子アナ(29)。愛らしい顔、細身なのにEカップのナイスバディ、滑舌の良さなど、いずれも女子アナ界でトップクラスを誇る彼女が、窮地に立たされている。
きっかけは、10月23日発売の『週刊文春』。同誌のアンケート記事で、「嫌いな女子アナ」の1位に選ばれたのだ。
「"好きな女子アナ"部門では、2年前はトップだったのに、去年、日本テレビの水卜麻美アナに1位を奪われ、今年は4位をなんとかキープしている状態です」(テレビ誌記者)

芸能評論家の平林雄一氏が証言する。
「彼女は"フジ愛"一筋できたのに、ワーストのレッテルには落胆していました。ランク付けはかなり気にしているんです。気の毒なほどでしたね」
そのせいだろうか、"事件"が勃発する。10月27日の朝の情報番組『めざましテレビ』(平日午前5時25分~)の生放送中のことだ。たまたま番組を視聴していた平林氏によると、
「番組開始から口元だけは笑っていたけれど、目元はドンヨリして、見るからに変だなあと思っていたのですが……」
テレビには映らなかったものの、男性アナがニュースを伝えている最中に突然倒れ、そのままスタジオを退出してしまったのだ。本人は翌28日も休み、3日目に鼻声でカムバックを果たしたが、スポーツ紙では大騒ぎ。
〈カトパン心労限界体重40キロ台前半まで激ヤセ〉と報じられた。

そこには視聴率が落ち込むフジのお家事情が深く関わる。芸能レポーターの川内天子氏が解説する。
「そもそも、朝のレギュラー番組だけでも、昼夜逆転生活が辛いと言われています。私だって大阪の朝ワイドに生出演する際には、前日にホテル泊で午前2時半起きです。MCの女子アナならもっと早い。1年ならできるかもしれないけど、彼女はそれを続けて4年目でしょ」

そこに、ここ数年のフジテレビの低迷も加わり、
「バラエティで視聴率を取りたいフジは、カトパン一人頼みでしょ。彼女の責任は重大なんですね」(前同)
フジには彼女を超える人材がいないため、限界まで働かされているというのだ。
現在のレギュラー番組は『めざまし~』と『ホンマでっか!?TV』の2本だけとされているが、
「間もなく正月特番の収録が始まりますね。ほとんどの制作部から次々と彼女にオファーが来て、アナ室長が代理で断っている状態のようです」(放送作家)
体力の問題に加え、局内での人間関係もストレスを増幅させているようだ。

「『めざまし~』で共演していた、1年先輩の"ショーパン"こと生野陽子アナと、犬猿の仲だったそうです」(前出・平林氏)
生野アナは、フジでは加藤アナに次ぐ人気の女子アナ。2人の関係が日増しに悪化し、結局、この秋の番組改編で、ショーパンは『めざまし~』を離れて夕方の『スーパーニュース』に"栄転"することで解決を見たが、
「もともとは、カトパンがスーパーニュースに異動すると見られていたんです。MCに抜擢された昨夏の参院選特番も高評価でしたから……」(前同)

花形部署の報道に栄転するはずだったカトパン。だが、急転直下で決まったのは、ライバルの生野アナだったというのだ。
「年功序列でショーパンに決まったと言われてますが、この異動は、同期の中村光宏アナと結婚した彼女の"退職引き止め条件だった"との噂も」(同)

さらに、若手からの突き上げも重圧のひとつだろう。今年入社した、ユミパンこと永島優美アナの存在だ。
「彼女は、サッカー元日本代表・永島昭浩氏の長女。今年のフジの女子アナ採用は、彼女一人に絞ったほどの逸材で、入社半年で早くも"カトパンを超える"とささやかれていますよ」(テレビ制作関係者)
加えて、
「局幹部のカトパンチェックが、えげつないほどですね。眉の引きが細すぎるだの、メイクが濃いだの、スカート丈が短くなっただの。本人を呼びつける場合もあるそうですよ」(前出・放送作家)
と、心身ともに過酷な状況に追いやられているというのだ。

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