円安の影響というのもあるのだろう。最近、日本全国に外国人観光客が多くなっている。それもそのはず。今年2014年の1年間の外国人旅行者数は推定で1200万人に到達すると見込んでおり、前年に比べ160万人以上の増加となっている。単純計算で1ヶ月に100万人の外国人旅行者が来日しているというワケだ。
ちなみに、インドネシア、フィリピン、ベトナムといった諸外国に対して観光ビザの要件が緩和されたことが考えられており、2020年の東京オリンピックに向けて、来日者数はますます増えていくことが予測される。

さて、外国人旅行者の“男性”にとって、日本で経験してみたいことのひとつに“風俗”があるだろう。なにしろ日本の風俗は世界でも例がないほどのバリエーションを持っており、世界中の“男たち”から高い評価を得ているのだ。しかしながら現状では、ほとんどの風俗店が外国人を受け入れていない。理由はイロイロあるだろう。

「やはり、言葉が通じないことと……ぶっちゃけトラブルがあった時に面倒くさそう」(某デリヘル店長談)

海外の風俗はほとんどが本番アリ。それとおなじものと思い込んだ外国のお客さんとのトラブルも多いんだとか。

それでも国は違えど、同じ男としてはニッポン風俗の素晴らしさを味わってほしい、と考える人は多いようで、実はあるんです。外国人向けの風俗情報サイトが。
『エロリンガイド』といいまして、英語と中国語に対応していて風俗店の情報はもちろんのこと各ジャンルの遊び方・マナーまで説明されている。
では実際、そちらに掲載されているお店に、外国人客はどのぐらい来店しているのだろうか? 東京・吉原の老舗であり人気ソープランドの『金瓶梅』の総支配人さんにお話を伺ってみた。

——本当に外国人のお客さんでも大丈夫ですか? また、どの位のお客さんが来店されますか?
「はい、たしかに、一部の外国人のお客様を受け入れております。お客様の数は……正直なところその日によってで、多いときは一日に9人、でした」
——どうして、外国人のお客さんが多いのでしょう?
「もちろん情報サイトもあるんでしょうけど、口コミも大きいみたいです。ソープランドへ行きたくなったら、『金瓶梅』へ行けば、なんとかなるだろう、みたいな感じで(笑)。旅行者も多いのでしょうけど、外国の企業さんが接待で使われるようですね」
——対応は英語などで?
「そうですね、当店には英語堪能なスタッフがおりますので、システムの説明などシッカリと対応しています。ですから、安心して遊ぶことができるので外国人のお客様にも好評なのだと思います。女性のほうは英語対応できるのは正直なところ3、4人です。そして、その子たちが毎日、出勤しているのではありませんが……それでも大丈夫です!」
——それは、なぜでしょう?
「たとえ、違う国の者同士でも、男と女の関係の間には……言葉はいらないでしょう!」

最後は吉原ならではの粋な答えをしてくださった『金瓶梅』の総支配人さん。さすがは老舗とあって、2020年に向けても受け入れ体制はOKとのことで、そのうち世界的有名店になっちゃうかも!?

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