アンティークな雑貨や家具の似合う紳士が身に付けると、とてもしっくりくるもの、それが懐中時計。実用性に欠ける点もあるため、装飾品として楽しむのが一般的だろう。そんな、懐中時計マニアにはたまらない、金の懐中時計がオークションにかけられ、2320万スイスフラン(約28億円)で落札された。

この懐中時計はスイス製で、1930年代にニューヨークの銀行家の注文で制作されたもの。万年歴や月齢、ストップウォッチなど、現在の時計と変わらないほど多くの機能が搭載されている。
落札予想額は1500万スイスフランだったというが、予想を大きく上回る落札額となった。
大変高価な物というのは分かるが、一般庶民からすると、28億円という落札額は一生かけても稼ぐことのできない金額である。大金過ぎて、それがどれだけ高価なものなのか、いまいちピンとこない。いったい、どんな大富豪が落札したのか気になるが、落札者は不明とのことだ。

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