風とは空気の流れ。その流れの速さが変化することで、風は天使にも悪魔にもなります。風速5メートル以下なら穏やかで、心地よさを感じるでしょう。しかし10メートルを超えると傘がさせなくなり、20メートルで風に向かって歩けなくなります。30メートルでは何かにつかまらないと立っていられず、40メートルで看板や屋根瓦が飛散。50メートルになると大きな木が根こそぎ倒され、60メートルで木造家屋が倒壊するといわれています。
風速60メートルは、時速に換算すると216キロ。巨大な空気の塊が新幹線並みのスピードでぶつかってくるのですから、もはや風というより凶器です。
これまでに日本で観測された最も強い風は昭和41年9月5日、沖縄の宮古島で吹いています。このときに記録された風速は、何メートルに達したでしょう?

(1)85.3メートル
(2)93.4メートル
(3)102.5メートル


答え :(1)

出題:浜川卓也

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