体ひとつじゃ足りない? 抱き枕、百花繚乱。

先日、『ロフテー枕工房本店』を訪れた、眠りの女王ヒサコ。前回紹介した、いびき対策の『横向き寝促進枕』もユニークだったけど、その他の多彩な枕にも圧倒されまくり。これってホントに枕ですか~?といいたくなるような、ヘンテコ極まりないものばかり。その一部がこれです。
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へんでしょう? カタチも妙だし、へんな穴も開いてるし……。
変な枕

「これらはどれもみなボディピロー、抱き枕です。寝つくときの姿勢は、人それぞれ違うので、自分の寝姿勢に合わせて、タイプやサイズを選んでいただけるようにしたんです」というのは、『ロフテー枕工房』を展開するロフテーの矢部亜由美さん。睡眠改善インストラクターの資格を持つ、眠りのプロフェショナルです。
矢部亜由美
眠りのプロフェッショナル、睡眠改善インストラクターのロフテー矢部亜由美さん。

「ふとんに入って寝るときの自分の姿勢って、だいたい決まっていませんか? あお向けだったり、横向きだったり……。自分なりに安心して眠りへ入れる体勢ってありますよね?」

あります、あります。眠りの女王ヒサコは、横向き派です!

「私どもの調査でも、40%以上の人が、“横向きで寝つく”と答えているんです。横向き寝というのは、不安定な姿勢なので、肩や腰、関節などに負担をかけやすいのです。そこで横向き寝をサポートできるように作ったのが、これらなんです」

それにしても、なぜこんなヘンテコなカタチの枕が、こんなにいろいろ必要なんですか?

「横向き寝といってもいろいろで、上になったほうの足を体の前に曲げて倒して寝る人もいれば、体を丸めて寝る人もいます。ほとんどうつ伏せって人も。体型も違いますし、そうしたひとりひとりに合う枕を作っていったら、こうなったのです」

たしかに。ワタクシも、最近は右側を下にして、ほぼうつ伏せ状態で寝ています。その姿勢が、なぜか安心なんですよね。

「快眠のためには、まずは安心して眠りに入ることが大切ですから、ぜひ、こうした枕を使ってみていただけたらと思います」

というわけで、見ているだけじゃわからない、これらヘンテコ枕の使い方を社員の方に実演してもらいました。

真横を向くような横向き寝姿勢の人は、S型ボディピローがオススメ。丸く空いた穴には、膝や大腿部を乗せることで、体が安定します。
S型ボディピロー
S型ボディピロー/16,000円(S)、17,000円(M)、18,000円(L)、カバーは全サイズ7,000円(全て税抜)

うつ伏せに近い姿勢で寝つく人は、I型を。穴にひじや腕を乗せると、しっくりとおさまります。
I型ボディピロー
I型ボディピロー/16,000円(S)、17,000円(M)、18,000円(L)、カバーは全サイズ6,000円(全て税抜)

母親の胎内にいたときみたいに、丸まって眠りたい人には、C型。穴に膝や大腿部を乗せると、体が落ち着きます。
C型ボディピロー
C型ボディピロー/15,000円(S)、16,000円(M)、17,000円(L)、カバーは全サイズ5,500円(全て税抜)

穴のない洋ナシ型のピローは、小さめなので扱いやすく、妊婦さんなどにも好評。ふわふわの抱き心地で、心も癒されます。足の間に挟んでも落ち着きます。
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ソフトボディピロー(西洋梨型)6,500円、カバー3,500円(全て税抜)

これらの枕を、快眠女王ヒサコも全てお試ししてみました。右側を下にほぼうつ伏せ寝のワタクシは、I型がよさそう。抱き枕ってしたことなかったけど、抱きつくことで精神的に落ち着くものですね。不思議に安心感が生まれます……。

「寝つきの良し悪しは、熟睡感を大きく左右します。ロフテーにはまだまだたくさんの抱き枕、ふつうの枕にも横向き寝対応の枕があります。自分の体型、寝姿勢、好みに合った枕をぜひ見つけてください」

(取材・文/眠りの女王ヒサコ)




ロフテー枕工房 http://www.lofty.co.jp/

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