強制執行業者の激ヤバ仕事現場

見知らぬ人の住まいに正々堂々と土足で入り、一気呵成に片づける!知られざる"お掃除"の仕事が今、明らかに。その衝撃の実態とは!?

うず高く積まれた衣類の山や日用品で汚れた部屋、玄関はおろか、家の前の公道にまでゴミが溢れ出る住宅……。"汚部屋"や"ゴミ屋敷"と称される、その壮絶な有様をテレビなどで目にしたことがある人も多いのではないだろうか。

「そういう現場に初めて派遣されたときは、そりゃ驚きましたよ。本当に足の踏み場もないぐらい。まぁ、気にせず、文字どおり土足でドカドカ入りますけど」こう語るのは、7か月前から「強制執行業者」でアルバイトとして働く都内在住のカズキ氏(29=仮名=以下同)だ。
言葉としては耳にするが、実際はどんなものかよくわからない「強制執行」。だが、本誌は建物の明け渡しの強制執行に携わるカズキ氏と知り合い、その仕事内容を密着取材する機会に恵まれた。

「基本的な仕事は、賃料が未払いの物件や部屋の中にある荷物の梱包や搬出、それと清掃作業。引っ越し作業をイメージしてもらえればわかりやすいです。一般募集はしてないんじゃないですかね?俺もフリーターでフララフしてるときに友達に誘われて、今の会社に。会社っていっても、その会社のオフィスには1回も行ったことないですけどね(笑)」
聞けば、契約書らしきものを交わしたことはおろか、労災保険への加入もしていないという。仮に作業中にケガをしたら、どうするのだろうか……。

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