じゃじゃ丸くん、と聞いて「懐かしい!」と反応するのは、きっとアラフォー世代のはず。そう、100万本を売り上げたファミコンの名作アクションゲーム『忍者じゃじゃ丸くん』だ。

『忍者じゃじゃ丸くん』は、ファミコンブームまっさかりの1985年にジャレコから発売され、大ヒットを記録。いまから約30年前のゲームだが、手裏剣で攻撃するだけでなく、体当たりで敵を気絶させられるという、当時としては斬新なゲームデザインだった。ノリのいいBGMが記憶に残ってるユーザーも多いだろう。

この『忍者じゃじゃ丸くん』の実写映画化が平成26年の今、発表されたというから驚きだ。

当時のファミコンのグラフィックは2Dのいわゆるドット絵で、現在のようなリアルな3DのCGとはぜんぜん違う。はたしてこれを実写化するとどうなるのか……。関連サイト(https://motion-gallery.net/projects/jajamaru2014)に制作中の動画がアップされているが、完全に硬派アクション作品になっていて、かつてのゲーム内でのコミカルなじゃじゃ丸くんの面影はない。じゃじゃ丸くんじゃなくて、オリジナルの忍者映画として発表しても通用したのではないかという気もする。

今回の実写映画化は、大手映画会社によるものではなく、インディーズ系の製作会社によるもの。そのため、映像のクオリティアップのため、ネット上で出資を募る「クラウドファウンディング」を始めている。

出資の目標額は150万円となっているが、12月10日現在で27万円以上の出資金額が集まっている。500円から気軽に応援できるので、趣旨に賛同するなら支援してみてもいいかもしれない。

ちなみに、ゲームのほうの『忍者じゃじゃ丸くん』は、現在でも「Wii U」や「3DS」で当時のまま遊ぶことができるので、昔を懐かしみたい方はこちらもどうぞ。

 

 

 

 

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