ここ最近、投資家たちの間で、株主優待制度が密かなブームになっている。
投資家先企業からの株主優待品だけで生活する人物がマスコミで話題になったことを受け、一気に株主優待制度が注目されることになった。自社製品の無料プレゼントはいうに及ばず、各種無料券や割引券の提供、お米券やクオカード、カタログギフトなど、株主優待品の種類は多岐にわたる。

企業側としても、安定株主を獲得するため、株主優待制度の新設、拡充に動いているといっていい。
例えば、アサヒスーパードライで知られるアサヒグループホールディングスは、1000株以上で2500円相当のの商品詰め合わせセットなどがゲットできる。中でも人気なのが、株主限定ビール(非売品)だ。このビール、毎年ごとに味が異なり、それだけでも優越感が味わえると評判だ。
とはいえ、1000株を買うためには、現在の株価換算すると35万円以上必要となる。そこは考えどころかもしれない。

投資金額と株主優待制度のバランスで見た場合、筆者のオススメは、東証一部上場の総合スーパー最大手のイオンだ。100株以上でオーナーズカードが発行され、1回の買い物につき100株以上で3%、500株以上で4%、1000株以上で5%、3000株以上で7%がそれぞれキャッシュバックされる。

イオン株を100株購入するのに必要な資金は、現在の株価で計算して約11万9000円。12万円弱の投資で、買い物金額の3%のキャッシュバックは大きい。

こうやって細かく情報収集していくと、随分とオトクなケースが多々ある。
皆さんも、株主優待制度にチャレンジしてみてはいかがだろうか。


本日の新着記事を読む