クリスマスの夜には、サンタがトナカイと一緒に空を駆け巡る……。そんな夢を思い描く子供たちも多いと思うが、ロシアでは、雪の中で犯人を追跡するときなどにトナカイを使うことを検討しているらしい。

ロシアの中でも極北エリア、北西シベリアのヤマロ・ネネツ自治区。雪深い同地域では、スノーモービルなどの乗り物だと、壊れたりしてツンドラで動けなくなることがあり、不便な場合も多いという。その点、鹿やトナカイはどこでも走っていけるのだ。

ロシア国防省では、ロバやラバが山岳部隊で使われているが、改訂される予定の法律により、鹿やトナカイも使用可能となる。

また、フィンランドの警察ではすでに、ラップランドの森のパトロールでトナカイが活躍しているそうだ。さすが、サンタクロースのお膝元!

日本でも、明治時代は警官が馬で犯人を追跡していたものだが、現在でもトナカイが頑張っているなんて、なんだかメルヘンチックですな~。

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