下駄が急増させた!日本のスケート人口

日本人がスケートを知ったのは明治時代。氷の上を気持ちよさそうに滑る外国人の姿を見て、「自分もやってみたい」と思った。
しかし、当時のスケート靴は超高級品。庶民には手が出ない。そこで考案されたのが、下駄に刃をつけた和風スケート靴である。この下駄スケートで、日本のスケート人口は急激に増えた。
明治41年、諏訪湖で行われた日本初のスケート大会には、下駄スケーターたちが大挙出場。氷の上を颯爽と疾走した。

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