競馬新理論 井崎脩五郎
こういう暗号は「雄」に注意


去年、いちばんびっくりした暗号がこれ。12月27日(土)、中山12Rの8枠に、「射精」という暗号が出ていたのだ。

8枠 ◯シ◯ャドウカラーズ
〃  ◯セ◯イクリッドロード

広辞苑で「射精」は次のように解説されている。
「精液を射出すること」

こりゃあ、白の1枠はくさいなとピンときた。精液は白と決まっているからだ。

日本の官能小説で、精液描写が最も多いと言われる『看護婦と少年』(由布木皓人(ゆうきこうじん)/フランス書院文庫)においても、
「下半身の快感は絶頂に達し、白濁した欲望がドバッとティッシュのなかに放出された」と、やはり射精は白である。

そこで、このレース、1枠から枠連で総流しをかけたのである。
そうしたら、1枠両馬のうち、名前からいってもこれが激走するはずと思っていた〝ホワイト〞マニキュア(7番人気)は7着。ヴィンセンツイヤー(14番人気)は11着と、両馬とも振るわなかった。あの暗号は何だったのか。

立川末広によると、射精はオスなので、名前に雄(オス)の字がある柴山雄一、白浜雄三、中谷雄太の3騎手が、こういう暗号が出たときは要注意なのだそうだ。

たしかに、このレースを勝ったルミナスウォーリアーは、柴山雄一騎手だった。

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