数が多いことを「星の数ほど」と表現することがありますが、宇宙にはいったいどれくらいの星があるのでしょうか。
肉眼で見える星の数は、それほど多くありません。東京や大阪などの大都市で見えるのは2等星までで、100個も見えたらいいほう。山奥など、人工的な光のない条件のいい場所でも3000個程度です。

しかし全宇宙の星となると、ケタが違ってきます。地球や太陽が所属する銀河系の恒星の数は2000億個以上。しかも宇宙には、同じような銀河が1000億以上あるといわれています。2000億×1000億。まさに数え切れない数です。
地球から見えるのは、膨大な星のごくごく一部ということになります。それでも、夜空にまたたく星の美しさは格別。まるで宝石を散りばめたように色とりどりに輝いています。
光っている星は太陽と同じ恒星で、勢いよく燃えている。その色から、だいたいの表面温度を知ることができます。次のうち、最も高い温度で燃えているのは何色の星?

(1)青
(2)赤
(3)黄色


答え :(1)=赤は4000℃、黄色は6000℃、青は1万℃以上といわれている。

出題:浜川卓也

本日の新着記事を読む