競馬新理論 井崎脩五郎
「私ナマ」 「私つけてもらう」


正月早々の居酒屋で、女性同士の小声の会話が耳に入ってきた。
「わたしはナマがいいなあ」
「わたしは、つけてもらう」
ああ、コンドームの話だなとピンときた。

ところが次の瞬間、それが誤解だとわかった。店の仲居さんに向かって、その女性たちから飲み物を注文する声が飛んだのだ。
「生ビール!」
「日本酒!燗(かん)をつけてください」
ナマとか、つけるとか、そっちの話だったのか。
ジジイになると、こんなふうに、脳みそがどんどん"どピンク化"するんだよな。

それにつけても思い出すのは、去年の3月21日に、中山3Rで出たどピンク暗号だ。

3番(リ)ネンプルーフ
4番(ジ)ギースンナー
5番(メイ)ショウカノン
6番(マ)トリックス

囲った部分をご覧になっていただきたい。
6番から内側へ順ぐりに読むと、「マメイジリ」になっていたのだ。

「マメといえば、"クリ"。これは栗毛が激走するという暗号ですね」
という立川末広の意見を取り入れ、オス・メス各1頭ずつの栗毛がいたので、この両馬を2頭軸にして3連複総流し(14点)。そうしたら、15・4倍が的中した。当たるから不思議だよなあ。

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