サザン以上の目玉企画だったのが、体調不良で芸能活動を休止していた中森明菜の復活劇だ。ニューヨークからの中継だったが、

 「本当にギリギリまで交渉していたようです。"口パクでもいいから。最悪、顔を出すだけでもいいから"と必死の交渉の末のようやくの出演だったとか。でも、顔出すだけってねぇ(笑)」(レコード会社関係者)

 そんな明菜のもうひとつの注目ポイントといえば、永遠のライバル・松田聖子との共演だろう。だが、絡みは一切なし。聖子も、記者からの明菜についての質問を完全にスルーした。

「聖子は、初の大トリでの出場で"今回の主役は私"と悦に入っていたそうで、自分の話以外は触れられたくなかったみたい。でも今回、彼女が大トリに抜擢された理由は……」(前同)

 当初、NHKは大トリを嵐に打診していたという。

「だが、嵐サイドが"事務所の顔のSMAPがいる手前、大トリはできない"と拒否。さらに、"大トリは、石川さゆりなどの実力派だと嵐が引け目を感じてしまうので、釣り合う人にしてほしい"という要請があった。消去法で選ばれたのが聖子だった」(同)

 本人は知らぬが仏。中継で出場した娘の神田沙也加が歌う姿を見て、感極まって大粒の涙をこぼす"サービスショット"も見せた。

 だが、夕刊紙デスクは、

 あれは嘘泣き。彼女はいつでも涙を流せる根っからの女優体質だからね。だって今、親子仲が険悪で、ほとんど連絡も取っていない状況なんだよ。所属事務所も別々だしね」と言う。

 その神田沙也加が声優を務めた昨年の大ヒット映画『アナと雪の女王』の主題歌『Let it go』を披露したのは、May J. 。昨年大きく飛躍した彼女は、紅白でも、こんな幸運が!

「前日のリハーサル中、SMAPの木村拓哉が彼女に接近し、2人でコソコソ。木村が耳元で話すと、彼女もうれしそうにヒソヒソ。リハ中だというのに終始イチャイチャで、目立っていましたよ」(女性誌記者)

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