今月30日まで、名古屋、岐阜、石川、福井などの各都市で、映画「東京~ここは、硝子の街~」が上映されています! インターネットでも配信していますので、東京や大阪で見逃した方もぜひご覧くださいね!

その映画「東京」のプロデューサーで、美術やメイクすべてを担当していただいた人こそ、藤原慎二さんです。

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――藤原さん、東京でメイクをやって何年くらいですか?

「メイクの前に美容師もやってましたから、46年くらい経ちますね~」

藤原さんは東京に来る前は、京都で美容師として活動し、芸者さんや都踊りの方たちのヘアメイクを担当していたそうです。

――東京に来た理由は何ですか?

「京都で働いていた美容室が火事になったんです。それで、建て替えるのに少し時間がかかるからということで、東京に遊びに来たんですね。そして、東京の友人にファッションショーに誘われたんですよ。ちょっと裏を手伝ってといわれ、急遽、ヘアメイクをやったんです。それが面白くて病みつきになりましたね」

――特殊メイクは?

「単なるメイクでは面白くないと思ったんですね。だから、特殊メイクをやってみようと思ったんです。でも、特殊メイクの技術も時代とともに変わっていきましたね。今は”CG”が出てきたからね~。そこまでの技術を求めなくなったもんね」

――藤原さんにとって、東京ってどんな街ですか?

「そうだね~。日本でいえば、これ以上の街はないと思うね。東京は”特別”な世界だと思います。京都にも住んでましたが、旅行に行くのはとても良いけど、近所付き合いもうるさいし(笑)、自分の好きにはできないね。その点、東京は自由ですよ」

――なるほど。

「東京と映画は似てますよ!」

――どのようなところが似てますか?

「夢があるから!」

――夢?

「そう。映画には、夢をかけれるじゃないですか! どんな見せ方もできる。東京だって夢がある!」

――そうですね~。”夢”って良いですね!

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藤原さんはヘアーメイクやプロデューサーなど様々な立場で、これまで105本の映画に関わりました。また、今まで関わったカラオケのレーザーディスクは2000本を超えるとか。CMに至っては数えきれないとのことです(笑)。

――これだけいろいろなことをやってきた藤原さんですが、将来の夢ってありますか?

「なんだかんだいいながら、たくさんの映画制作に関わってきましたが、これからも物凄く売れた映画というのに一作でも良いから関わりたいですね。さっきもいったように映画には”夢”がある! だから、楽しいですよ」

プロデューサー、美容、そして、メイクなど、藤原さんの魂がこもった映画「東京」をぜひ、たくさんの皆さんにも映画館で見ていただきたいと思います!

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◆2015年1月17日~30日まで、映画「東京~ここは、硝子の街~」名古屋、春日井、岐阜、石川、福井などで上映中

中川コロナシネマワールド
http://www.korona.co.jp/Cinema/NowRoadshow.asp


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