マドンナらがトレーニングの一環として始め、日本で知名度が上がったポールダンスだが、最近ではポールスポーツと呼ばれる競技としてオリンピック種目も目指しているほどの、セクシーで妖艶な見た目とは裏腹に筋力や練習が必要なダンス。棒に密着して絡みつき、アクロバティックにクルクル回って、妖艶な腰つきでクネクネと舞い踊る。
そんな魅惑のパフォーマンスだが、新宿2丁目の「ロイヤルファミリー」でポールダンスが繰り広げられていると耳にし、いても立ってもいられず突撃した!
一際輝きを放つ写真の美女は、ポールダンサー・RINKOさん。色っぽくしなやかにして、そのボディは研ぎ澄まされた感がある。「もちろん、レッスンやトレーニングは大事です。技によっては危険な技もあるため、先生に支えてもらったり、マットを敷いて練習します。ポールを踊っていれば自然と握力や筋力はつきますが、ジムに通って体幹トレーニングもしています。ポテンシャルを上げるために、夜は基本的に野菜とささみ肉しか食べません」
そもそもポールダンスは、1920年代のアメリカで旅芸人がテントの支柱を使って曲芸を演じたのが始まりとされている。今回、「ロイヤルファミリー」に集ったお客さんは男性はもちろん、女性や外国人まで幅広い。そんななか、音楽とともに大迫力かつセクシーなダンスが始まる。エロティックな雰囲気に圧倒され、まさにエロカッコイイ濃密な時間。
「お客さんのノリがいいと、こっちもノリノリで、素敵な空気感を作り出せますね。イベントって、DJさんの音楽と箱の内装とレーザーなどの視覚的効果があって、ダンサーってそのイベントの一部でしかないんですけど、“ダンサーさんがいて盛り上がったよ!”って言っていただけると嬉しいですね。みんな音楽やイベントが好きで踊っているので」
ポールダンサーのRINKOさんは、フェロモンムンムンかつアクティブな汗を光らせながら、昂揚した表情で語る。
そして、DJの女性も麗しい。「基本的にダンサーさんが踊りやすい曲を選ぶようにしていますが、今日みたいな場合、まずはお客さんが聞いたことがある曲から流していって、だんだん踊れるようなテンションの曲に変えていきますね。状況も見ながら♪」(DJの「He told me」さん)
2人で行うペアポール(ダブルス)は、息の合ったコンビネーションで観客を魅了!興奮のるつぼと化した店内。観客と一体になったハイテンションはMAXだ!!「ポールダンス、間近で初めて見ましたが、圧巻です! ホントの良さは実際に見てみないと分からない。来て良かったなぁ~」(27歳・男性会社員のお客さん)時間も忘れて、大ハッスル!の夜だった。
今回取材のお店「Royal Family (ロイヤルファミリー)」http://www.royal-family.org/