中国はウイグル問題を抱えている。一部の過激化したウイグル族のテロはずっと中国社会にとって脅威になっているし、最近では300人以上のウイグル族がマレーシア経由で第三国に出国し、イラクやシリアでイスラム国に参加していることが分かった。イスラム国で「勉強」した彼らが中国に帰れば、何をするか分からない。

今回の事件をきっかけに、日本では自衛隊の海外派遣をめぐる議論が起きている。中国メディアから警戒する声も出ているが、どちらかと言えば抑制的だ。個人的には、もし私が日本人でイスラム国に拘束されたら、自衛隊に助けにきてもらいたいと思う。中国政府やメディアがおとなしいのは、中国人が同じ状況になった時、人民解放軍を派遣するための布石かもしれないが……。


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