もはや専門店レベル! コンビニフード、その美味さの秘密とは?【ローソン編】の画像
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先日の夕飯のこと。妻がおかずに出したメンチカツが出来合いだったのだが、共稼ぎなのでそれは気にしない。むしろ気になったのはその美味さだ。あまりにも美味いのだ。牛肉の旨みの他に“甘み”にも似た風味があり、奮発して洋食屋さんの高価なモノを買ってきたのだろう。そう思ったほどだ。しかし彼女は言い放った。「駅前のコンビニのよ、税込で1個154円」と、サラリと答えたのだ。

実は今、コンビニのホットフードコーナーがアツイのだ。特に揚げ物系は各社しのぎを削り、そのクオリティはとんでもないものになっている。そこで今回はその中からローソンの“マチのおかず屋さん”シリーズを紹介。その美味しさの秘密に迫ってみようと思う。

ローソンで人気なのはまず『ゲンコツメンチ』。そのクオリティは持ち帰りフードのレベルをはるかに超えており、同シリーズの『ゲンコツコロッケ』も合わせ、2大人気商品になっているという。

メンチ
ゲンコツメンチ(税込み154円)

「ゲンコツシリーズ第1弾の『ゲンコツメンチ』は肉の旨みと食感を追及して、分厚いボール形状のなかに、手間暇かけてローストした肉とホルモンの旨みを閉じ込めました」(株式会社ローソンカウンターFF部 梅林寛仁さん)

なるほど、あの肉汁の旨みはホルモンにあったのか……。しかし、このクオリティの高い味を出すまでには、いろいろ苦労もあったのでは?

「従来にない製法と厚みであったため、工場で安定生産できるようになるまで、かなりの時間を要しました。また、発売後数カ月は供給が追い付かず、生産量の拡大に四苦八苦でした」(梅林さん談)

そして、もう一つの雄である『ゲンコツコロッケ』も忘れてはならない。

コロッケ
ゲンコツコロッケ(税込み135円)

「従来の冷凍食品やコンビニの店内で揚げたコロッケは、じゃがいもが粉っぽい食感となり、逆にそれを“ほくほく”と言い換えて訴求していました。しかしながら、世の中にはもっとおいしいじゃがいもの食感を実現している専門店があります。そのコロッケの本質的なおいしさ、“じゃがいもの食感と旨み”を追及し、目指したのがゲンコツコロッケです。開発にあたり、じゃがいもの品種、加熱条件、コロッケへの整形方法など、最適な条件を求めて、試行錯誤を繰り返しました。原料のじゃがいもを確保するため、北海道の農家にお願いに行ったり、食感をしっかり味わえるよう分厚く仕上げる専用の金型を作っていただいたり、さまざまな方のご協力で発売にこぎつけた逸品です」(梅林さん談)

確かに一口食べると、じゃがいも独特の食感を感じられ、いも本来の旨みが凝縮されている。コロッケならではの懐かしくも新しい味が、そこにあるのだ。

ちなみに、ローソンの“マチのおかず屋さん”シリーズは帰路で買い、晩酌のつまみにするお父さん世代も増えているようで、メンチ、コロッケの他に『鶏から』も人気だ。

鶏から
鶏からしょうゆ(1個税込み46円)


「その際には『土からこだわった中嶋農法のキャベツ千切り』などのカット野菜とあわせますと、ご飯にもお酒のおつまみにもピッタリです。栄養のバランスも取れますしオススメです」(梅林さん談)

キャベツ
土からこだわった中嶋農法のキャベツ千切り(税込108円)


また3月には「ビールにピッタリな企業秘密の製法で焼き上げるスパイシーな鶏料理」が登場するというから、こちらも楽しみである。
今夜の夕飯の、そして晩酌のお供は決まりだ!


ローソン公式サイト
http://www.lawson.co.jp/index.html
ゲンコツシリーズ特設サイト
http://www.lawson.co.jp/recommend/static/genkotsu/

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