2013年に「犯罪都市」に選ばれたほど、治安が悪いホンジュラス。昨年春には、ギャング団のメンバーが少年拘置所に押し入って手投げ弾を爆発させ、ライバルグループのメンバー5人を殺害した。さらに、街のギャンググループに加わることを拒んだ7歳の少年が殺害されるなど、とんでもない凶行が頻発している。

そんな無法地帯ホンジュラスにて、10代の少年ギャング思しきグループが犬にダイナマイトをつけて着火させるという、卑劣きわまりない事件を起こした。

警察は主犯格の少年たちを逮捕したものの、その刑罰は日本円にして1万円程度の罰金と社会奉仕活動への参加義務。動物の命を奪った罪に対し、あまりにも軽過ぎる刑罰だと憤った市民たちは、「少年たちにもっと重い刑罰を」と署名活動を行ったという。

殺人犯の中には、犬や猫などの動物から殺し始め、だんだんとエスカレートして最終的には人を殺してしまうケースも珍しくない。今回、犬を虐殺した少年たちが1日でも早く更正し、罪のない動物が殺されることがなくなるのを祈るばかりだ。

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