レオ子のぱちんこ堅勝ゼミナール
第10回 今いちばん勝てるのはグランドオープン!?


コツを抑えた立ち回りだけで中古車レベルの年間収支を叩き出す、パチンコライター・森本レオ子が「パチンコで手堅く勝つ」スキルを伝授する、明日から活用可能なパチンココラム。今回は「グランドオープン」についてお話ししていきましょう。

最近は一概にそうともいい切れないのが悲しいですが、パチンコ業界では、いわゆる「○○オープン」はアツイ!! すなわち勝ちやすい!! とされています。グランドオープン、リニューアルオープン、リフレッシュオープン、時差オープン……などのことですね。

ちなみに「グランドオープン」とは、もちろん新しいお店が開店すること。
そして、最も開催が多い「リニューアルオープン」は、元々営業していたホールが店内の設備や営業形態の一部を変更し、新たに仕切り直して営業を始めること。「リフレッシュオープン」もほぼ同義です。

また「時差オープン」は、例えば通常朝10時より営業を始めるホールが、12時や13時、はたまた17時といった具合に、通常とは異なる時刻から開店する営業形態のこと。グランドやリニューアルと併合して実施されることも多く、店全体で営業開始時間をズラすこともあれば、新台等のシマのみ時差オープンとなる場合もあります。

そして、これら「○○オープン」の中で最も勝ちやすく狙い目となるオープン形態は、何といっても圧倒的に「グランドオープン」!! 

パチプロやライターをはじめとするパチンコ上手たちも、普段からグランドオープン情報には敏感にアンテナを張っているほど、攻め時としての信頼度は高めです。

グランドオープンは注目を浴びる絶好のチャンス。ここで派手に玉を出せば、出店エリアの客を一網打尽にすることが可能ですし、確実に今後のイメージアップにも繋がります。「あの店は出る!」「ヤルときはヤル!」というイメージを客の脳裏に焼き付けるのです。他店に対しても(金銭的な)体力をアピールすることができるでしょう。

逆に、このタイミングで玉を出さない店はダメッダメ。丸出だめ夫です。早々に見切りをつけるが吉ですね。

その分、このグランドオープンは、開店当日にフラッと足を運んで勝ちやすい台に座れるほど甘いものではありません。オープン当日は修羅場も修羅場、勝ちやすい台はおろか、ダメ台すら抑えられない、満員御礼の状況になることがほとんどです。では、どうやって台を確保するのか?
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