"二日酔いの豪傑"が消えた!?

阪神の中継ぎ、抑えとして活躍してきた福原忍(38)は、昨シーズン、呉昇桓(オスンファン)がクローザーに固定されたためセットアッパーに専念。42ホールドで最優秀中継ぎ投手の初タイトルを獲得したのは、あっぱれだろう。
9回2死までのノーヒットノーランが2度、9回まで完全試合を達成するも延長10回にヒットを打たれたことが1度ある悲運のエース、西武・西口文也(42)は200勝まで、あと18勝。
そして、オリックスの谷佳知(42)は2000本安打まで、あと77本だ。

若い頃のような数字は残せなくても、チームリーダーとしてリスペクトされるオヤジ選手も少なくない。
ロッテの井口資仁(40)、楽天の松井稼頭央(39)と斎藤隆(45)は、その典型。くしくも3人ともメジャー帰りという共通点があるが、
「野球に取り組む姿勢が素晴らしいのが、3人に共通してますね。山あり谷ありの野球人生を経験したことが彼らの財産になっている。特に今季から外野手登録になった松井は慣れないポジションで苦労しているのに"この年で新しいことにチャレンジできるのが嬉しい"と前向きです」(民放スポーツ局ディレクター)

最後に金村氏が、こう締めくくる。
「今の選手はトレーニングコーチが的確なアドバイスをしてくれるし、自己管理も徹底してます。昔のように二日酔いのまま球場に来るような豪傑はいなくなった(笑)。選手寿命も伸びるわけです」
今年は、ペナントレースのカギを握るアラフォー戦士から目が離せない!

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