「去年はASKAの逮捕に揺れた芸能界だったが、今年はさらにヤバいよ」
ニヤリと笑いながらこう話すのは、広域指定団体2次組織幹部の林氏(仮名)。彼は、大手芸能事務所Xとの深いつきあいをシノギの一つとしているのだが、
「Xのライバル会社のY社に所属する人気男性グループAのメンバーBに、捜査の手が伸びているみたい。Bは相当なシャブ食いで、顔はコケて体はガリガリ。休業かなんか知らんが、最近はまったく表に出て来ぉへん。Yはその事実を隠すべく、"修行"とか"勉強"などという名目で海外に逃がすみたいや」(前同)

この人気グループAは、昨年のNHK紅白歌合戦にも出場している。本誌の締め切り時点で、Bが大晦日のNHKホールの舞台を踏んでいるかどうかはわからないが、最近、急激に露出を減らしているのは間違いない事実なのだ。

事務所Yとつきあいのある音楽関係者も、こう話す。
「Bがクスリをやっているという噂は知っています。確かに挙動不審なときがあるし、打ち合わせでも一人だけ欠席していることが多いですから、余計に不自然。表に顔をあまり出さなくなったことを話題にしても、Y側はすぐに話を切り替えますからね」

前出の林氏は、ライバル事務所切り崩しのために、情報網を駆使し、さらなる深層をつかんだという。
「Bだけやなく、他のメバーもシャブを食っとるみたいなんや。話が表に出ればグループの存続はほぼ不可能。ASKAと違って、今が旬のグループだけに、大騒ぎやろな」
本件がさらに大事になりそうなのは、事務所Yにはかねてより"黒い噂"が流れていること。
「警視庁は、芸能人の覚せい剤捜査は、"費用対効果"が悪いとして乗り気ではありません。でも、Bのような大物を突破口にして、Y社のシャブ人脈を根こそぎ持っていけるなら話は別。Y社は、タレントだけでなく、社員も一緒になって手を出しているという話ですから、証拠さえ整えば、芸能界、いや、日本に残る一大事となりますよ」(全国紙記者)
切っても切れない、芸能界とクスリの関係。今年もまた、世間を騒がせることになるのだろうか……。

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