現在、日本で公開され、大ヒットを記録している米映画『アメリカン・スナイパー』(監督:クリントン・イーストウッド)。主人公のモデルとなったクリストファー・スコット・カイル(1974年4月8日生まれ)は、イラク戦争で活躍した実在の人物。ネイビー・シールズに配属された狙撃兵としてイラク軍、アルカイーダ系武装勢力の戦闘員を160人以上殺害し、「史上最高の狙撃手」と賞賛された。

除隊後は民間の軍事会社を立ち上げ、自伝『ネイビー・シールズ最強の狙撃手(原題:American Sniper)』を執筆し、ベストセラーに。映画『アメリカン・スナイパー』は、この本を原作にしている。

しかし皮肉なことに、映画が公開される前に、カイルは凶弾に倒れてしまう。

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