黒い交流で相撲界追放の危機

日蒙を股にかけたビジネスでタッグを組んでいるようにも見える2大モンゴル横綱。だが、そんな彼らの蜜月関係を、ある相撲協会関係者はこう危険視する。
「朝青龍は一時、ウランバートルで不動産のビッグプロジェクトを計画していました。ところが、受け皿になっていた日本の不動産会社が依頼した地上げ業者は、暴力団とつながりがあったんです。そうした黒い交流に白鵬が巻き込まれれば、相撲界追放もありえます」

関係者の不安は増すばかりだが、それは相撲ファンとて同じ。伝統河内音頭継承者で相撲ファンの河内家菊水丸氏は、次のように語る。
「あれだけの記録を成し遂げた大横綱がどこまでやれるのか、これからが楽しみ。(かつて千代の富士や貴乃花がそうだったように)一時代を築いた名横綱には、その時代の終わりというものがあるんですよ。だから、白鵬にはやれるところまでやってもらい、その終わりを見たい。相撲界を去るというのはとんでもない」
ヤンチャな先輩の甘い誘いに引っかからないでほしいと願うばかりだが……。

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