日本は世界一の自動販売機大国です。全国至るところに設置されている自販機の数は、ざっと520万台。売り上げは年間5兆円に達します。
多くの自販機が屋外に置かれている風景は、治安のいい日本ならではのものでしょう。

現存する日本最古の自販機は、郵政博物館に保管されている「自働郵便切手葉書売下機(うりさげき)」。切手販売機、はがき販売機、ポストを一体化させたもので、俵谷高七という発明家が明治37年に作っています。

ただし、これは日本初の自販機ではありません。日本における自販機第1号は明治21年(1888年)、同じ俵谷の手で作られています。
その機械は木製で、ニセの硬貨を認識したり、商品が売り切れの場合は硬貨が戻ってくるという世界最先端のシステムが取り入れられていたそうです。

さて、日本初の自販機は、何を売るためのものだった?


(1)お茶
(2)大福
(3)タバコ


答え :(3)

出題:浜川卓也

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