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猫が好きで、猫カフェによく行くのですが、うさぎ好きの友人が、うさぎカフェに通っているというので、そんな場所もあるのかと驚いていたところ、「ヘビカフェの取材に行きませんか」との電話を受けたので、ケータイ片手にのけぞりました。
そんなカフェどこにあるのかと思いきや、原宿の竹下通りを抜けてすぐという、カフェとしても超一等地に存在していて更にびっくり。しかも60~110分の利用で、1人1000円(税込)という価格設定。下手したら普通のカフェより安い……。

謎に包まれまくりのヘビカフェこと、「東京スネークセンター」に向かってみました。ヘビに対しては特に思い入れも苦手意識もなく、あまり小さかったり大きかったりすると怖いかなあくらいのことを思いながら。

店内は拍子抜けするほど、お洒落な普通のカフェで、ソファー席とふたりがけのテーブル席が、中央の長机を囲んでいました。ただ普通のカフェと違うのは、長机の上にずらっと、ケースに入ったヘビが並んでいることです。ヘビは想像していたよりも、ずっと色鮮やかでした。

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こんな感じでケースに入って10匹ほど並んでいます

中からアテンダント役のヘビを選んで、席まで連れて行くことができます。私はやっぱり小さなヘビが怖くて、中くらいの大きさで色の薄いコーンスネークアネリスティックを選びました。う、なかなか可愛い。

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意外なことに客席の9割が女性で、そのほとんどが私と同年代の20代女性でした。時々、カップルも来店するのですが、いずれも女性が先導しているようで、ヘビに夢中な彼女を眺める彼氏の姿を何人か目にしました。
見た目の鮮やかさや、無臭で飼育しやすい点が、人気の理由だそうです。中でも私が選んだ子のように、色素の薄いヘビは若い女性からの支持が熱いそうで、実際に途中で触ってみたいとお声がかかり、若い女性客のもとへ運ばれていきました。

交代でお相手してくれたのが、ボールパイソン。とぐろを巻くとまんまるのボールのようになるそうですが、この時はのびのびした体勢のまま、落ち着いていました。

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ひー、目がくりっくりで可愛い……

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すっかりメロメロです

次のページではいよいよヘビとスキンシップ!
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