「朝キャバ」状態の朝のニュース番組"巨乳連ドラ"の正しい見方NHK朝ドラ、大河ドラマの変態的視点まで

「テレビがつまらなくなった」と嘆かれる昨今、だからといってテレビ離れするのはもったいない。百戦錬磨の識者(!?)たちが、画期的な楽しみ方を伝授する!


まずは毎朝、憂鬱な気持ちで出勤するお父サン方へ朗報である。最近は朝のニュース番組が軒並み、とんでもないことになっているというのだ。TV美女研究家の八木晶王氏が語る。
「完全に"朝キャバ"を意識した作りになっています。特に『ZIP!』(日本テレビ系)がスゴい。MCの後ろに、20歳前後の若い女性をズラリと並べ、"女子大生が登校前、朝キャバに出勤している"感をモロ出ししているんです。画面から制作者の"どや、ウチの店! いい子揃ってますでっしゃろ?"という声が聞こえてきます」

『めざましテレビ』(フジテレビ系)も同様に朝キャバ化が著しいというが、
「お天気コーナーのみが朝キャバだから、スタジオのラインナップを充実させたほうがいい」(八木氏)と、改善点も見られるという。
そのスタジオでは、三田友梨佳アナや永島優美アナなど"若いキャバ嬢"が台頭してきており、そのことで加藤綾子アナがチーママ化しているのも見どころ。

エッセイストで、テレビエロ目線普及協会顧問の下関マグロ氏が解説する。
「まさにお局状態で、三宅正治アナへのツッコミがキツくなっており、年々、ドS化していますね。ドM男は必見の司会っぷりです」

一方で『あさチャン』(TBS系)は夏目三久が番組の屋台骨を支えており、
「夏目はキャバ嬢ではなくママとして機能している。もっとキャバ要素を取り入れないと他局に勝てない」(八木氏)との指摘はあるが、世のお父サンたちは朝のニュース番組の朝キャバ感を満喫すれば、元気よく出勤できること間違いなし。

しかし、朝は元気でも、帰宅時はクタクタ。心身の疲れを癒すためにクラブにでも行きたいが、そんな金はどこにもない。そんなときは、深夜ニュース『ニュースJAPAN』(フジ系)が効くという。
「この番組が滝川クリステル時代に確立したのが、"銀座のクラブ感"。落ち着いた大人の美女が、暗い照明の中、斜め45度から静かに語りかけるという画は、まさしく銀座のクラブなんですよ」(八木氏)

現在のメインキャスターは大島由香里アナだが、
「裏番組『NEWS ZERO』(日テレ系)に出演する桐谷美玲で喜んでいるなんて、ケツが青い。大人の男は、黙って大島アナの暗い色気を堪能し、高級クラブを疑似体験すべし」(前同)

ニュース番組に欠かせないお天気コーナーで活躍するのは、お天気キャスターたちなのだが、最近、大きなスキャンダルがあった。
昨年末に、『NHKニュース7』のお天気キャスター・岡村真美子がやらかした二股不倫がそれだが、以来、「彼女らをイヤラしい目で見ないほうが失礼」(下関氏)と言っていい状態にあるという。
「岡村さんの騒動では、不倫相手の一人が逆上して警察沙汰になったことも報じられましたが、ネット上では、その日付も特定されています。"明日は雨でしょう"なんて言っていた日の晩に、実は彼女自身に洪水警報が出ていたと思うと、感慨深いですよ」
今からでも気象予報士の資格を取りたいものだ。

お次は、男はついつい素通りしがちな情報番組。デザイナーで"53歳のカリスマ童貞"山口明氏がオススメを伝授する。
「土曜日朝8時から放送中の『朝だ! 生です旅サラダ』(テレビ朝日系)を、ご覧になっている方はいませんか? 一度観たらヤミツキになるユルさなんです。神田正輝がオヤジギャグを言う横で、向井亜紀と三船美佳が愛想笑いをするという、土曜の朝なのに、ブランデーの匂いが漂う高級バー感がなんとも心地良い」
現在、芸人たちがひな壇でうるさく騒ぐバラエティ番組が多いが、山口氏は「見ているこちらも疲れてしまう。これからは、こうしたユルい番組が増えていくのでは」と予言する。

さて、各局で続々とスタートした新ドラマはどうだろう。主に女性向けドラマが多いように思えるが、識者の目を通すと、すべてがお色気描写に見えてくるから不思議である。

まずは、真木よう子主演の『問題のあるレストラン』(フジ系)だ。
「今年ナンバーワンのエロドラマです。初回は菊池亜希子が男性社員たちの前で"全裸謝罪"をするなど、早くもAVの域に突入。さらに真木よう子の小走りシーンが、やたら盛り込まれています。これは完全に、小走りによって生まれるGカップ乳の揺れを演出する魂胆です」(下関氏)

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