最高血圧140以上、最低血圧90以上。常にこの状態が続いていれば高血圧症。日本人の患者は4000万人と推定されており、3人に1人が高血圧ということになります。
高血圧対策としてよく知られているのは減塩。一般的に、摂取する塩の量を減らすことで高血圧症は改善すると思われています。
しかし実際には、減塩で血圧が下がる人は全体の20%程度。残り80%の人には、何の変化も現れないそうです。実は、高血圧と塩分の関係はいまだ未解明。というか、高血圧の原因もよくわかっていないのです。

日本では何十年も前から「塩分のとり過ぎが高血圧の原因」とされ、減塩指導が行われてきました。その結果、国民の塩分摂取量は大幅に減少しています。ところが、高血圧症患者の数は減る気配なし。もしかしたら、塩分悪玉説は間違っているのかもしれません。
血圧を下げるなら、減塩よりアニマル・セラピーのほうがよさそう。イヌやネコなどのペットとのふれ合いに降圧効果があることは確認済み。ペットが飼えなければ、動物園に行ってもいいそうです。実験によると、人は動物園でどんな動物を見たときに血圧がよく下がる?

(1)ゾウ
(2)サル
(3)ライオン


答え :(1)

出題:浜川卓也

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