日本では昭和初期まで、糖尿病は珍しい病気でした。患者は数千人に1人程度だったようです。ところが戦後の高度成長期以降、急増し、今では40歳以上の3人に1人が糖尿病かその予備軍といわれています。
糖尿病は自覚症状が少ないため、積極的に治療しない人も少なくありません。しかし、放っておくと神経障害、失明、脳卒中などを引き起こす可能性もあり、油断は禁物。早めに治療するのが一番です。

有効な治療法がなかった時代は、歴史上の有名人も糖尿病に苦しめられています。たとえば織田信長。飲水病(糖尿病)にかかっていたという記録が残っています。
信長は神経障害による体のシビレや痛みに悩んでいて、そのイライラが高じたためにカンシャクを起こしたり、残虐な行為に走ったのではないか。そう考える研究者もいます。
糖尿病と闘いながら、歴史に名を残した人はほかにもいます。次のうち、糖尿病だったといわれる人は?

(1)エジソン
(2)レオナルド・ダ・ビンチ
(3)アインシュタイン


答え :(1)

出題:浜川卓也

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