ガソリンスタンドの店員というと、体力勝負の仕事である。そんな過酷な仕事をずっと続けて92歳で亡くなった男性が残した遺産が、時価にしてなんと9億7千万円もの株券だった!

高収入とはいえない彼が多額の株券を遺産に残せたワケは、トンデモなくケチなおじいさんだったからのようだ。服はいつもボロボロ、駐車場代を浮かすために遠くに車を止めて歩くなど、その倹約ぶりは徹底していた。

そして、購入した株は証券会社に預けずに自分の家で保管していたらしい。そうすることにより、証券会社に払う手数料を払うことを回避できる。まさに、コツコツ型の貯蓄方法だったようだ。

しっかりと蓄えていた努力には感心するが、こんなに遺産を残すと、遺族による醜い遺産相続争いが目に浮かんでくる。と思いきや、どうやら遺産は地元の図書館などに寄付された模様だ。

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