先月、インドネシアの首都・ジャカルタの西にあるバンテン州の警察が、空港などで押収した大量のドラッグを焼却処分した。その量は合計500㎏。
内訳は、末端価格1億2000万円分の大麻、2億4000万円分のクリスタル・メス(メタルフェタミン)、エクスタシー(MDMA)が2538錠。

焼却作業をした警察官はマスクをしていた。しかし、見学した者や近隣の住民はマスクをしておらず、ドラッグの煙をまともに吸ってしまったのだ。
その結果、めまい、頭痛、吐き気を覚える者が続出。いわゆるハイ状態より深刻な症状に陥ったという。

もし、インドネシアで警察に押収されていなかったら、そのうちのいくらかは日本にも流入してきたのだろうか。

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