「竹島」にも悪用されている!

もはや、何をか言わんや……。彼らは日本を代表する文化なら何でも自分たちのものにしたいらしく、居合や柔道、相撲、そして茶道に歌舞伎までも「我々のもの」と主張する。
確かに韓国にも相撲に似た競技(シルム)があるものの、相撲との関連性はないという。また茶道の韓国起源説も、古代朝鮮の新羅に由来する。しかし、茶道が日本で成立したのは中世後期。古代新羅とは無関係だ。

一方、韓国の雑誌は「和牛の祖先が韓国牛であることが科学的に証明された」と、鬼の首を取ったようにアピールしているものの、これも詭弁。
和牛はもともと、日本古来の牛に外来種を混ぜ合わせたもの。韓国由来の牛が混じった血統も一部にはあるという。しかし、それを根拠にしだしたら、キリがない。室谷氏は、それこそが"ウリジナル"の真髄だという。
「韓国起源のものは何かと聞かれて思いつくのはビビンバくらい。朝鮮の民族衣装とされるチマチョゴリもモンゴルに由来します。つまり、韓国人は何も誇れるものがないから、こうやって、何でもかんでも、理屈をつけて自分たちのものにしたがるんです」

しかし、物事には限度がある。
新羅の時代に蹴鞠をしていたという記録を基に、「サッカーの起源が朝鮮半島」というのはまだいいとしても、世界四大文明の一つ、メソポタミア文明も韓国起源だと言われると、片腹痛い。

もちろん、韓国人がいくら荒唐無稽な説を唱えても、実害が伴わなければ、ただ笑って済ませられる。
だが、日本の領土である竹島(島根県)を独島(ドクト)だといって不法占拠を続ける件にも、"ウリジナル"が悪用されているとなると話は別だ。
「韓国の地名学会は、竹島という名称そのものまで独島が訛ったものと言いだしたんです。しかし、竹島は1905年に明治政府が命名したもの。独島が訛ったというのは暴論です」(日本の外交筋)

トンデモ主張を繰り返し、周りに信じさせようとする……。
韓国が、いかに竹島を「我々のもの……」と主張しようが、以上の"ウリジナル"の数々が、何が真実かを物語っているだろう。

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