伝説の桜島オールナイトライブから10年。長渕剛(58)が今年8月、世界遺産・富士山の麓でオールナイトライブを敢行する。興行関係者は、こう言う。
「04年に開催された鹿児島県・桜島でのオールナイトライブでは、桜島の土砂捨て場を2年がかりで整地して、7万5000人を動員しました。今回は驚くことに、さらに多い10万人を動員する予定です。1月末から売り出したチケットの売れ行きも好調で、1万5000円という高額にもかかわらず、すでに6万枚が売れているそうです」

ところが、一方で、なんと長渕が、その大舞台を最後に引退するという仰天情報が飛び込んできた。ある音楽関係者は言う。
「このライブを最後に、長渕さんはメディア出演や大きなライブはしない意向だといいます。ストイックなトレーニングで驚異のマッチョボディを維持しているだけに、体力的に問題はないはずですが……」

では、なぜ表舞台から去ろうとしているのか? 週刊誌記者は、こう語る。
「最近目立つのが、長渕のスキャンダル。昨年末には元マネージャーから暴力トラブルで提訴され、今年3月にはモデルの冨永愛との不倫密会報道もあった」
妻である志穂美悦子が入院中、お互いの自宅を深夜に行き来する姿を週刊誌に報じられてしまったのだ。
「2人は師匠と弟子の関係で、シングルマザーの彼女と、その息子を見守っているだけだと長渕は男女の関係を否定していますが、本当だとは思えない」

昨年10月に開催された、冨永の独り舞台の演出や脚本、プロデュースを担当したのも長渕だった。また、
「昨年末に都内のホテルで行われた長渕さんの新曲発表会には、悦子夫人の姿はなく、冨永さんの姿だけがありました」

その発表会で冨永が挨拶までしたことで、周囲から疑問の声も出たという。前出の興行関係者は言う。
「こうした雑音に嫌気がさし、一時、雲隠れするつもりなのかもしれません。熱狂的なファンは獲得済みですし、メディアに出るメリットもありませんから」
前出の音楽関係者も、完全引退には疑問を呈する。
「今後は全国の市民会館など、小さな会場を回りたいとか。利益優先ではなく、今まで支えてくれたファンに感謝するライブですね。会場も小さくなるので、距離が近くなりますよ」

長渕ファンにとっては嬉しいような寂しいような?

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