隠し子報道でも勢いは衰えず

ドツボにハマッた古舘、墓穴を掘った上重とは対照的に、わが世の春を謳歌しているのが宮根だ。
この春、フジは"ストップ・ザ・ミヤネ屋"を旗印に安藤優子と高橋克実を司会に起用した『直撃LIVE グッデイ!』をスタートさせたが、視聴率で『ミヤネ屋』に歯が立たず、返り討ちにあっている。

前出の小沢氏が言う。
「最近の宮根さんは自信をつけたというか、コメントを取るのも自分の指名した相手からしか取らないことが多い。川崎の中1殺人事件やイスラム国を扱うときも"可哀相""困ったもんだ"というだけで、それ以上は掘り下げない。私たちの世代から見れば物足りないんだけど、でも、今はそういうのが受ける時代なんでしょうね」

一方、小松氏は、
「大阪のオバちゃん視聴者相手に、男芸者に徹しているのが彼の強み。不倫で叩かれた矢口真里がテレビ復帰に『ミヤネ屋』を選んだのも、宮根ならキツイ突っ込みもせず、なぁなぁで終わらせてくれるという計算があったからでしょう」

それもそのはずで、宮根自身が過去に不倫・二股愛の当事者になったことがあるのだ。12年1月に発覚した隠し子騒動がそれで、
「『女性セブン』が、宮根には大阪・北新地のホステスだった愛人A子さんに生ませた4歳の女の子がいることを暴露したんです。当時、彼には06年に再婚した2番目の奥さんがいましたが、A子さんが07年に出産した子を宮根は認知。つまり、彼は二股愛と不倫を同時進行させていたわけです」(女性誌記者)

致命的なスキャンダルになりかねなかったが、宮根は発覚直後に『ミヤネ屋』で「すべて事実です」と認めて謝罪。素早い対応で火種を最小限で食い止めた。
「成功した理由の一つは、彼が芸能界のドンといわれる人物に寵愛されていることでしょう。彼が今の事務所を立ち上げたのもドンの後押しあればこそ。今では事務所に羽鳥慎一、田中みな実も所属。TBS の安住紳一郎アナにも声をかけていると、もっぱらです」(芸能記者)

この調子なら、そう遠くない将来"ミヤネ帝国"がテレビ界の一大勢力になっている可能性も……!?

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