14年はカンザスシティ.ロイヤルズに所属し、ワールドシリーズで涙を呑んだ青木宣親。
今季は、その対戦相手で昨年世界一となったサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍した。
「ジャイアンツはスモールベースボールを指向し、スピードがあって出塁率の高い青木はぴったり。彼にとって3つ目の球団で、いろいろな経験が生きてくる時期ですね」(大リーグ研究家・福島氏)

開幕戦では1番・左翼で出場し、世界一球団のレギュラーを奪取している。
「世界一になったチームで1番を打っていたブランコを8番に回したわけですから、期待の大きさがわかります」(専門誌記者)
開幕3戦で6安打と大当たりし、最高のスタートを切った青木が目指すのは、ワールドシリーズ連覇だ。

一方、川﨑宗則は、トロント・ブルージェイズに所属して3年目の春をマイナーリーグで迎えた。
「彼が打席に立つと、大歓声が上がります。昨年、対戦したイチローがびっくりするほどでした。まさに、彼はトロントのスターですね」(福島氏)
しかし、川﨑は3年続けて開幕時はマイナー契約で、現年俸は1400万円。メジャー昇格時は8400万円となるが、それでも実績からすれば安すぎる。
「ソフトバンクの王貞治会長がテレビで明かしていましたが、毎年のように川﨑に"帰ってこいよ"とオファーしているそうです。"(年俸でいえば)10倍以上です"と言ってましたね」(スポーツ紙デスク)

カネではなく、夢を追うその姿勢はファンからも絶大な支持を受けており、
「常に全力でプレーする川﨑は"ミスター・エナジー"と呼ばれています。彼がメジャー登録されなかったのは、25人の一軍選手のうち、13人も投手が占めたチーム事情のせい。必ずチャンスは来ます」(福島氏)
全力プレーが見たい!

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