草食系を超えた絶食系? 添い寝するだけの「ソフレ」が若者のトレンドの画像
草食系を超えた絶食系? 添い寝するだけの「ソフレ」が若者のトレンドの画像

最近、若者の間で「ソフレ」なる男女の関係が流行っているらしい。「ソフレ」とは「添い寝フレンド」の略で、セフレ(SEXフレンド)とは違って性交渉をまったくせず、ただ添い寝するだけの関係を言う。
女性と一緒に寝床に入ったら、ドキドキして眠れないんじゃないか、とオジサンなら思ってしまうだろう。平成生まれの「ゆとり世代」には、草食男子が多いらしいが、そんな彼らにとって「ソフレ」は、ほどよい男女関係なのだろうか?

「ソフレ」を持つ男女ともに求めているのは、性的な快楽ではなく、「癒し」なのだそうで、恋愛相談をしあったり、自宅でお酒を飲んでいるうちに関係が始まるらしい。この「癒し」の効果は医学的にも実証されていて、ピッツバーグ大学医学部のトロクセル助教授によると、男女が同じベッドで寝ると、抱擁ホルモンや癒しホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が増加し、ストレスホルモンの「コルチゾール」が低下するそうで、『誰かが隣にいるだけでも、守られているという安心感が生まれる』と分析されている。
そんな「癒し」の先に「いやらしい」コトがないのが、最近の若者気質なのだろう。浮気されているのではないかと不安になったり、相手を束縛しようして、ストレスを抱えるより、お互いに踏み込んでいかない、ゆるやかな間合いが優先されるのかもしれない。

もしオジサンが「ソフレ」を持ったら、いったいどうなるのだろう?
奥さまにバレたら、絶対に「いかがわしい関係」だと勘違いされ、大目玉を食らうに違いない。それでも『やあやあ我こそは、草食系オジサンなり!』と勇気ある名乗りができる方には、「ソフレ募集掲示板」という交流サイトがあるので検索してみてほしい。もちろん、添い寝をする時は加齢臭のケアをお忘れなく……。

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