ズバリ本音で美女トーク☆真野恵里菜(女優)の画像
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「ハロプロ時代は恋愛禁止でした。お芝居をする上でもタイミング次第で今後はしてもいいかなぁ……ウフフ」

アイドルの登竜門『ハロー!プロジェクト』出身で、ソロ歌手として人気を博した真野恵里菜さんん(24)。ハロプロ卒業後は、女優として活躍する彼女の出演作『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が公開に。同作の見どころと知られざる24歳の素顔に迫った!


――今回、真野さんがヒロインを務めた映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』は、88年のアニメ『機動警察パトレイバー』の完全オリジナル新作の実写版です。このアニメの存在はご存じでした?

真野 実は、まったく知らなくて……。調べたら、私が生まれる前からあって、今も多くのファンがいる。そんな作品のヒロインが、私で大丈夫なのかって、不安もありました。

――誕生から27年ですからね。ファンの思い入れは相当、強いでしょうしね。本作は人間型ロボット「レイバー」を擁する警視庁・特車二課の活躍を描いたもので、昨春から続く連作シリーズの完結編。一番の見どころはどこですか?

真野 都庁やレインボーブリッジなど、実際にある東京の景色がテロリストに壊されるシーンがあるんですね。とてもリアルで、最初に観たときは、鳥肌が立ったくらいでした。

――たしかに衝撃的でした。ちなみに、真野さんが演じたパトレイバー操縦者である女性隊員・泉野明(いずみのあきら)は、どんな女性なんでしょう?

真野 私と、そっくりだなって思いましたね。

――どんな部分が?

真野 ゲーム好きで、負けず嫌いなところ。コンビを組む塩原佑馬との掛け合いがあるんですが、ちょっかいを出されたり、言い合いになったり。私、5つ上の兄がいるので、ふだんの兄との生活みたいって、演じていて思いましたね。

――なるほど。私生活と重なる部分が多かったんですね。ちなみに、真野さんが好きなゲームは?

真野 明は格闘系ですが、私はRPG系です。『ドラクエ』『FF』シリーズはけっこうやってきました。

――なんだか、意外です。明を演じるうえで、心掛けた点はありますか?

真野 とにかく、他の特車二課の隊員たちのキャラが濃いんで、明は普通に、と思って演じました。

――どういうことです?

真野 笑ったり、泣いたり……コロコロと表情を変える、どこにでもいる等身大の女の子。それと、押井守監督から"明は特車二課の隊員の中で唯一、レイバーに乗りたいって夢を持って入ってきた子だから、キラキラした太陽みたいな子でいてほしい"って、アドバイスをいただきました。

――銃撃戦など、アクションシーンもありました。

真野 アクションの練習は、撮影前に2か月ほどやったんですが、劇中の回し蹴りのシーンは、撮影当日に突然、言われたんです。

――台本にはなかった?

真野 台本には、ひとり倒す……くらいしか書かれてなくて。現場に入ったら、「ちょっとアクションの部分、教えるね」って言われて、サクッと(笑)。

――そんな感じで、大丈夫だったんですか?

真野 なんとなく、できましたね。正直ドキドキでしたけど。

――ショットガンを撃つシーンもありました。

真野 最初は、手が震えました。

――これまで、お芝居で銃を撃つという経験は?

真野 拳銃はありましたけど、ショットガンは初めてで。現場に軍事指導の方もいらっしゃったんです。

――軍事指導?

真野 銃の構え方や持って走る際の姿勢とか。指導が細部にまで及んで大変でしたが、楽しかったです。

――本格的ですね。本格的と言えば、8メートルの実物大パトレイバーが登場します。

真野 最初に見たときはビックリ。ホントに造っちゃったんだ~って。現場で毎日見ているうちにテンションが上がりましたよ。

――実際にコックピットに入られていましたが、乗り心地はいかがでしたか?

真野 とてつもなく狭かったです(笑)。一度入ると簡単には出られないので、メイク直しの道具や水を隠し持って中に入ったんです。しかも撮影が夏場だったので、もう暑くて暑くて。天井近くの隙間からエアダクト(通風管)を入れて、そこから冷たい風を入れてもらっていましたね。

――大変でしたね~。その努力の結晶を、多くの人に見てほしいですね!

真野 はい。迫力ある映像なので、ぜひ映画館の大画面で見てくださいね!

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