「ついに紳助さんが、復帰へ動き出しました!」
キー局社員が早口でこうまくしたてたのは、4月5日のこと。この日、歌手のRYOEI(34)が4月15日に発売する新曲の作詞を、島田紳助(59)がしたことが大きく報じられたのだ。

雌伏の4年間を経て、ついに表舞台へ、と言えば聞こえはいい。しかし、芸能界を事実上"追放"され、作詞しただけで復帰とは早計と思われるが、この関係者は「タイミングを図ったようにしか思えない」と言う。

報道の前日、TBSは看板番組『オールスター大感謝祭』を放送。開局60周年記念ということで相当、力を入れたというのだが、
「視聴率が12.6%と大コケしたばかりか、他局の後塵を拝す結果でした。もともと紳助さんの降板以降は低迷し、11%台もザラ。TBSだけでなく多くのテレビ関係者が、視聴率20〜30%を獲得し続けた紳助さんの重みを改めて感じている中でのニュースなんです」

しかも6日には、RYOEIが紳助からもらったメールを公開。そこには、現状を〈ノーストレスでーす〉としながらも、〈人生を逆算し出します〉〈夢を追うことはリスクのあること〉〈地震のプレートのように、エネルギー貯めてます〉と復帰を匂わせる文面が並んだ。

そして12日、紳助復帰を世間により印象付けるような"仕掛け"もあった。
「RYOEIがブログに〈紳助さん芸能界復帰〉と大きく書かれたスポーツ紙の写真をアップしたんです。ブログ内で復帰を否定していますが、これは意図のある"陽動作戦"にしか見えない」(夕刊紙記者)

さらに、紳助本人も今がそのタイミングだと図った理由があると、こう続ける。
「10本以上の番組の司会を務めた紳助の後釜は、いまだいません。人材難から、8年も仕事を干されていたヒロミが、最近になって引っ張り出されたことも影響しているのでは」(同記者)

また、ある芸能プロ社員は、こう話す。
「紳助さんにかわいがられて陽の目を浴びた"紳助チルドレン"は彼の引退以降、凋落が激しいですから、チルドレンや、その所属事務所は復帰を大歓迎。ほとんどの関係者が復帰に抵抗を感じていないはずです」

気になる歌詞の内容は、
「男性目線の恋愛模様を描いていますが、恋と芸能界への再挑戦が重なったような内容。特に、最後の〈この恋最後と決めた〉は、これからの活躍を自分に言い聞かせるかのようです」(前出の夕刊紙記者)

最後に、もう一花咲かせるのって、素敵やん?

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