「弱肉強食」が常の芸能界。生き残りをかけて日々闘う美女たちの間では、周囲も恐れおののく火花が散る!

Round1 美しき女優編
演技なら私が上なのに…『昼顔』事件と長澤の傷心

4月12日、上戸彩(29)が第一子を妊娠したことを所属事務所が発表した。関係各所から祝福の声が上がるなか、冷やかな視線を向けているのが長澤まさみ(27)だという。
「長澤は昨年から、上戸を強烈に意識しているんです。その理由は、上戸が主演した不倫ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち』(フジテレビ系)の大ヒットだと言うんです」(民放局ドラマ関係者)

実は、『昼顔』の制作舞台裏では、こんな"事件"があったという。
「『昼顔』が放送された木曜10時枠は、もともと長澤主演ドラマの制作が内定していたんですよ。しかし、上層部から"不倫をテーマにした現代の『金妻(金曜日の妻たちへ)』を作れ!"という指令が下った。独身の長澤が降ろされ、既婚者の上戸が主演女優に指名された、という経緯があったんです」(前同)

主演を奪われたうえ、『昼顔』は話題を呼び、放送を重ねるごとに高視聴率を連発。長澤の心中は穏やかではなかったというのだ。
「さらに長澤は、かつてEXILEのパフォーマーのAKIRAとの熱愛が報じられましたが、交際は短期間に終わっています。対する上戸は、EXILEのリーダー、HIROとの熱愛を成就させています。もともと複雑な思いを抱いていたうえに、このプライベートでの明暗が、後になって仕事にも影響してきたわけですからね。上戸の存在は目ざわりこのうえないのでは」(芸能ライターの織田(おりた)祐二氏)

実際、『昼顔』がヒットしていた昨年夏頃の長澤は、特に荒れていたという。
「当時の長澤は、その悔しさから、仲のいい鈴木杏などと酒を飲むと、まったく脱がない上戸のベッドシーンに"私なら、もっとできるのに!"と毒を吐いていたそうですからね。実際、2011年の映画『モテキ』でバストをしっかり揉まれていますから、上戸の演技は生ぬるく見えたのでしょう」(織田氏)

だが、上戸は近年女優として『半沢直樹』(TBS系)、『昼顔』と立て続けに高視聴率を連発。現在、出演中の木村拓哉主演ドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)も、初回16%超の好スタートを切っている。
「上戸は、仕事で"視聴率女優"の称号を、私生活では女の幸せをすべて手に入れたわけですからね。なんで、あの子だけ……という長澤の気持ちはわからなくはありません」(前出の民放局ドラマ関係者)

この長澤の上戸への感情のように、綾瀬はるか(30)に対してメラメラと対抗心を燃やしているのは、エリカ様こと沢尻エリカ(29)だ。

「昨年の秋ドラマで、2人の出演作が同じ水曜10時帯で激突したんです。沢尻は同じ年の春に放送して好評だった『ファーストクラス』(フジ系)の続編で、いい勝負になるだろうと見られていた。それがフタを開ければ、Wスコア以上の大差で綾瀬の『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)の圧勝に終わりました」(テレビ誌記者)

「別に……」騒動や離婚問題で一時期、信用を失っていた沢尻。『ファーストクラス』の続編は、第一線復帰の試金石でもあった。
「でも、惨敗したことで、逆に沢尻の女優魂に火が点いたみたいです。現在出演中のフジ月9『ようこそ、わが家へ』以降の仕事では、ヌードになった映画『ヘルタースケルター』並みのハードな作品への出演を熱望しているとか。"綾瀬をギャフンと言わせる! 私のほうが裸はスゴいッ"と、意気込みがすごいそうです(笑)。実際、官能表現に定評のある女流作家の人気小説の映画化をと、濡れ場に定評のある園子温監督を焚きつけているという話もあります」(映画関係者)

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