4月某日、魔都・六本木に集結した2人の美女。80年代をアイドルとして駆け抜けた彼女たちに、当時の芸能界のウラ側を直撃した!

濱田のり子 はまだのりこ
1965年生まれ、埼玉県出身。1984年に女性アイドルグループ『セイントフォー』のボーカルとしてデビュー。解散後は女優として活躍。

杉浦幸 すぎうらみゆき
1969年生まれ、東京都出身。1985年
に大映ドラマ『ヤヌスの鏡』でデビュー。その後、女優、歌手として活動。現在はバラエティでも活躍。


濱田(以下=濱)杉浦(以下=杉) カンパーイ!

杉 あぁ~、やっぱりシャンパンはおいしいわね。それで、今回は当時の恋の話だよね?

濱 うん。でも、あの頃は私は正直、恋どころじゃなかったなあ。私はメンバーと一緒に寮暮らしで一日中、レッスン。朝8時までにジョギングを済ませて、ジャズダンス、器械体操、ボーカルレッスン……。雨の日も「雨が降っても道路は休みじゃない!」って言われ、ジョギングしたなあ。杉私だったら脱走する(笑)。でも、私も忙しかった。デビュー当初は睡眠時間1時間。朝8時から夜中2時までドラマ撮影で、早く終わる日は夜12時からレコーディングだったり。でも、恋はしてた。一般の人とも、男性アイドルとも。

濱 羨ましい! 私なんて超狭い世界で生活していたから、好きになるっていっても、レッスンの先生なんだよね。あと、私たちは歌番組の収録前でもアキレス腱伸ばしたりしなきゃだから、みんなみたいに交流もできなかったし……。

杉 アキレス腱伸ばしてる子に話しかけられないよ(笑)。

濱 でも、数年前にセイントフォーのメンバーから初めて聞いたの。実は当時、全員彼氏がいたって!

杉 アイドルって嘘つきだからね~。私も「彼氏いないよ」と言ってた女性アイドルの子の家で、某男性アイドルがファンからもらった似顔絵入りクッションを発見したことがあったなあ。彼女、すぐ隠してたけど、バレバレ(笑)!!
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