米国務省とFBIは、ロシア人ハッカーの容疑者逮捕に繋がる情報提供として、報酬300万ドルを支払うと発表した。日本円にして、なんと驚きの3億5000万円超え! サイバー犯罪では史上最高額の懸賞金で、異例の事態が起きている。いったい、どんな賞金首か!?

ロシア人のエフゲニー・ボガチョフ容疑者は、コンピューターウイルス「ゲームオーバーゼウス」を使用し、これまで1億ドル(約120億円)を盗んだとされている。

このウイルスが狙うはインターネットバンキング。日本でも利用者が多いネット銀行だ。容疑者は、「ゲームオーバーゼウス」をばら撒き、感染端末からネット銀行のパスワードなどの個人情報を不正に入手し、預貯金を盗んでいた。
被害にあったコンピューターは、100万台以上に達するとされている。

実はこの恐怖のウイルス、他人事と思わないで欲しい。

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