テレビのバラエティ番組やファッション誌ではあいかわらず、ハーフやクォーターのタレントが人気だ。この前までトリンドル玲奈やローラが人気かと思っていたら、最近ではマギーやダレノガレ明美などの露出が増えたようで、ハーフ業界も栄枯盛衰は厳しいようだ。

そんななか、目鼻立ちがハッキリしたお顔立ちで、てっきりハーフかと思ったら意外にハーフじゃなくて驚いた、なんていうタレントもいる。いったい誰がなんなのか、調べてみたので紹介したい。

スザンヌ
先日、元野球選手との離婚騒動で話題になったスザンヌは、ハーフみたいに鼻がシュッと高くて勘違いしてしまいそうだが、本名は山本紗衣(さえ)といって、純正の日本人。ドッキリ系番組で『外国人のゲストのフリをしてみんなをダマす』という企画の際、スザンヌという名前で登場したことに芸名は由来するらしい。

水沢アリー
また、第2のローラと呼ばれ、タメ口キャラでブレイクした水沢アリーはドイツ人の血が混ざっているものの、父方の曾祖父がドイツ人の8分の1、つまりワンエイスなので、彼女ははたしてなんと呼んでいいか分からないほどのレベル。

岸本セシル
そして人気モデルの岸本セシルは沖縄出身で本名は岸本聖紫瑠(せしる)。ハーフっぽい名前は沖縄に分布す花「聖紫花(セイシカ)」から来たもので、外国人由来ではない。

逆にハーフだけどハーフに見えないタレントもいる。

渡辺直美
ビヨンセの踊りの真似で人気の踊れるデブタレ、渡辺直美は母親が台湾人でハーフ。ちなみに生まれたのは台湾だが、育ったのは茨城県。

鈴木杏
大河ドラマ『花燃ゆ』で広末涼子が第3子を妊娠したことにより、代役として出演している、女優の鈴木杏は母方の祖父がアメリカ人でクォーター。英語は話せなかったが、11歳の時に出演した映画のため英会話を学んで話せるようになった。

浅野忠信
俳優の浅野忠信は母方の祖父がアメリカ人でクォーター。彼の母親は自分がアメリカ先住民の血筋だと思い込んでいて(実際は祖父は北欧系だった)、彼自信も30年以上、そう信じていたそうだ。

安岡力也
2012年に残念ながら亡くなった、ホタテマンでお馴染みの安岡力也は父親がイタリア人のハーフ。なんと祖父はシチリアンマフィアだったらしい。30代中盤のバラエティ番組での姿しか知らなければ、わからないかもしれないが、芸能界デビューした映画『自動車泥棒』では混血の少年役だったし、梶芽衣子と共演した映画『野良猫ロック セックスハンター 』では、藤竜也演じるチンピラにハーフ狩りにあってしまう役なので、若い頃はハーフ系タレントとして認識されていた。

衣笠祥雄
父親が在日米軍人のアフリカ系アメリカ人で、母親が日本人のハーフ。広島に入団した当初、周囲の選手がみなマツダの車に乗っている中、フルサイズのアメ車を乗り回していたというファンキーなエピソードがある。

ちなみに、カルーセル麻紀もハーフっぽい名前ですが、「ハーフ違い」ですので、念のため。

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